眼科
眼科専門医による眼科専門診療日は第1・3月曜日です。ご注意ください。
眼の水晶体が白く濁ることで視力が低下する病気です。犬では遺伝的な素因がおおきく、年齢に関係なくおこります。
白内障は見えなくなるだけでなく、時間がたつと眼の中に炎症(ぶどう膜炎)を起こし、緑内障を続発することがあります。
眼の中に起こる炎症のことを言います。様々な原因によって起こります。痛み・違和感があるので、眼が充血したり、涙・目ヤニが多くなったりします。治療が遅れると緑内障を続発し、失明することがあります。
眼圧が上昇することで視神経が損傷を受ける病気です。急に視覚を喪失し、早急に眼圧を下げなければ視覚が回復不能になってしまいます。
眼の結膜(白目の表面を覆う薄い膜)が炎症を起こすことで充血や涙・目ヤニが生じることがあります。
眼の角膜(透明な組織:いわゆる黒目)が傷ついたり感染したりすることで潰瘍ができることがあります。痛みを伴い、涙や目ヤニが多くなることがあります。
眼の角膜(透明な組:いわゆる黒目)に炎症をおこすことで、結膜の充血、涙・目ヤニが生じることがあります。黒目が濁る場合もあります。
涙の量が減少し、眼に違和感を生じる病気です。目ヤニが多くなり、眼をショボショボさせることがあります。犬では治療をしないと失明することがある疾患です。
眼瞼(まぶた)に腫瘍ができることがあります。
まつ毛の生える場所や生える向きの異常により、毛が眼球の表面に接触して違和感を生じることがあります。
ものを見る細胞である網膜が菲薄化し、徐々に視覚が失われていく遺伝性の病気です。早期に発見されることで視覚喪失を遅らせることができます。
眼の網膜が剥離して視力を失うことがあります。
眼球が眼窩から飛び出ることを言います。動物ではケンカなどの外傷が原因で発症することが多いです。
眼科専門医の診療は第1・3月曜日です。お電話にて事前にご予約ください。
受付いただきましたら、スタッフから問診させていただきます。どのような症状がいつごろからあるのか、どんなことが気になっているのか、気になることや聞きたいことをお伝えください。
獣医師から改めて、症状についてお話を聞かせていただきます。
眼についての検査をさせていただきます。視覚試験、涙量試験、眼圧測定、細隙灯顕微鏡、眼底検査を実施します。必要であれば追加の検査を行う場合があります。
検査結果をお伝えし、今後の治療方針からご自宅での管理など、その子に合わせてお話しさせていただきます。
お会計、お薬のお渡しを受付からさせていただきます。次回の診療予約を承ります。
大丈夫です。
初診時には1~2万円の費用がかかります(治療費用やお薬代は含みません)。
名古屋みなみ動物病院・
どうぶつ呼吸器クリニック
獣医眼科学専門医 松浦 尚哉(まつうら なおや)
2014年 | 東京農工大学 卒業 |
---|---|
2014~2022年 | 東京都内の動物病院にて勤務 |
2014~2019年 | 東京農工大学動物医療センター単科研修医 |
2022年 | 獣医眼科学専門医取得 |
2022年~ | ペテモどうぶつ医療センター名古屋にて勤務 |
2023年~ | 名古屋みなみ動物病院 眼科担当 |
2022年、2023年 | 帝京科学大学非常勤講師 |
2023年から当院にて眼科診察を担当させていただいています。
動物は耳や鼻が人よりも優れているから、見えなくても問題ない。そんな言葉を聞いたことがあります。しかし、動物だって見えなければ不安を感じるし、不便に感じます。なにより、言葉を話せない動物たちにとって、一番大好きな飼主様の顔を見るということは、彼らが幸せを感じる瞬間の一つであり、とても重要なコミュニケーションだと思っています。『見える』『眼が合う』という当たり前を守るために、眼のことで気になることがあればお気軽に相談ください。